ダルビッシュ有 2012年度の成績をどう評価する

昨年、鳴り物入りで日本ハムからテキサス・レンジャーズに移籍したダルビッシュ。


野茂英雄、松坂大輔に続く日本球界を代表するエースということで、アメリカでも注目されました。






ダルビッシュ有が2012年度のシーズンに残した成績は以下のとおりです。


勝敗：16勝9敗

防御率：3.90

投球回数：191 1/3

奪三振：221


勝利数は16勝ということで、メジャー1年目としては成功したといえます。


ただ防御率は、3.90ということで日本の活躍をしるファンとしては物足りなく思えます。


日本球界で活躍していた頃、メジャー移籍について聞かれたとき、「行くつもりはない」と真っ向から否定していたダルビッシュ。


しかし、ダルビッシュが年々進化し、対戦相手の投手が自分が投げる時には登板しないで欲しいと耳にするようになり、日本球界に物足りなさを感じ、世界一のピッチャーを目指しアメリカを渡りました。


ダルビッシュとしては、メジャーリーガーに最高のボールをホームランにされたこともあり、逆にアメリカでの野球にスリルと奥深さを感じた1年となったことでしょう。


奪三振も221も奪ったことから、メジャーリーガーにもダルビッシュの球は、そうそうミートできないということのようです。


この年の悔しさから学び、2013年度のシーズンの活躍につながっているといえます。


2012年度は自責点が4以上（5～7）の大崩れした試合が5試合もあったが、2013年度は1試合しかありません。


昨年度は打線の援護を受けて勝利数を重ねた傾向があるが、今年は打線の援護があまりなく失点を抑えて勝った試合が多いです。


また今年は自責点1なのに、敗戦投手となった試合が3試合もあります。


そんな中8月現在、12勝をあげているダルビッシュはテキサス・レンジャーズのエースとして高く評価されています。